2014年2月4日火曜日

スティーブ・ジョブズⅠ【書評・レビュー】


スティーブジョブズ本人が唯一公認した伝記。アインシュタインの伝記などを書いたことで知られる、ウォルター・アイザックソンによる取材によって書かれています。

プライバシーを公にしないことで、有名だったスティーブ・ジョブズが、本書を公認した理由は「僕のことを子どもたちに知ってほしかった。父親らしいことをあまりしてやれなかったけど、どうしてそうだったのかも知ってほしいし、そのあいだ、僕が何をしていたのかも知っておいてほしい。そう思ったんだ。」と語っています。

ひと言で言うならば、スティーブ・ジョブズは”変人”です。この記事では、そんな彼の逸話をご紹介します。

「Stay Hungry Stay Foolish.」

「Stay Hungry Stay Foolish.」あまりにも有名な言葉ですね。日本語に直訳すると、「飢えなさい、愚かでありなさい」ということです。他の言葉に置き換えるとすれば、「貪欲でありなさい」「なりふりかまわうな」「バカでいろ」といったニュアンスです。実はこの言葉はスティーブ・ジョブズが考えた言葉ではなく、ホールアースカタログという雑誌の引用なんです。ジョブズ「Stay Hungry Stay Foolish.」の引用元の雑誌とは?

アップルという社名の由来

スティーブ・ジョブズは”肉を食べない”ことで有名です。それは菜食主義と言われたり、果食主義と言われたりします。ジョブズはリンゴの剪定(せんてい)をした後、アップルの共同創設者であるスティーブ・ウォズニアックと帰宅する車の中で「アップル」という社名を提案します。アップルの社名の本当の由来

起業の際にやってはいけないこと

スティーブ・ジョブズはマークラという人物から、マーケティングを教わります。そこで習ったのは「金儲けを目的に会社を興してはならない」ということです。真に目標とすべきは「自分が信じるなにかを生み出すこと」です。起業の際にやってはいけないこと。アップル創業時の2つの目標と3つのポイント

シンプル・イズ・ベスト

スティーブ・ジョブズはシンプル好きであることもよく知られていますね。ジョブズは、シンプル・イズ・ベストという哲学をレオナルド・ダ・ビンチから吸収しました。それは

「洗練を突きつめると簡潔になる」


デザインに対する情熱

シンプルに引き続き、デザインに対する情熱も強いことで知られるジョブズです。これもイタリアの建築家、バウハウスの創業者であるミースに大きな影響を受けています。

「神は細部に宿る。」

「より少ないことは、より豊かなこと。」
 ジョブズが影響を受けたデザインとは?
  1. プライバシーを公にしないことで有名なスティーブジョブズがインタビューに応じた理由
  2. スティーブジョブズとアイクラーホームズ
  3. 着ぐるみのアルバイトをしていたスティーブジョブズ
  4. ジョブズ「Stay Hungry Stay Foolish.」の引用元の雑誌とは?
  5. アップルの社名の本当の由来
  6. 起業の際にやってはいけないこと。アップル創業時の2つの目標と3つのポイント
  7. 洗練を突きつめると簡潔になる
  8. 「偉大な芸術家は盗む」の真意
  9. スティーブ・ジョブズの驚異的世界観とその能力
  10. アップルが製品の起動や動作の早さにこだわるたった1つの理由
  11. スティーブ・ジョブズが傲慢でも会社がうまくいった理由
  12. ジョブズが影響を受けたデザインとは?
  13. スティーブ・ジョブズの採用基準
  14. 一生、砂糖水を売り続ける気かい?それとも世界を変えるチャンスに賭けてみるかい?
  15. ビジネスにおける市場調査の必要性
  16. スティーブジョブズに学ぶ。独創的なアーティストで居続けるたった1つの方法
  17. ピクサーのロゴにもなっているランプ、ルクソーJr.ができた経緯とは?
  18. スティーブ・ジョブズは処女か童貞かとても気になるらしい

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