2014年2月3日月曜日

アップルが製品の起動や動作の早さにこだわるたった1つの理由

スティーブ・ジョブズは、マッキントッシュのオペレーティングシステムを作っていたラリー・ケニヨンのところへ行き、マシン立ち上げの時間がかかりすぎると文句を言ったことがある。説明しかけたケニヨンにかぶせるようにジョブズは訊ねた。

「仮に起動時間を10秒短くするだけで人の命が救えるなら、そうしようと考えるかい?」

そうするだろうとケニヨンが答えると、ジョブズはホワイトボードに数字を書きはじめた。世界中で500万人がマックを使うようになった場合、1日10秒、起動時間が余分にかかると、年間、3億時間ほどの違いになる。言い換えると、1年間で100人分以上の人生に相当する時間が節約できるというのだ。

「スティーブは、全体像をとらえることで、社員のモチベーションを上手に高めるのです。」
スティーブジョブズはスピートが大事だということをよくわかっていますね。起業家の堀江貴文さんも「アップルの凄いところは、ユーザーが一番気にしている画面がいかに速く動くか、操作がいかに軽快か、をごまかしたところ」と評しています。

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