2014年1月21日火曜日

「子どもにかけたお金」と「子どもの質」は反比例する

【大前研一さんの言葉】 
大半の親は、子どもが「よい高校」や「よい大学」に行ってくれることを望み、入学金や授業料はもちろん、塾や習い事の費用も、小遣いも、下宿している場合はアパート代や生活費も、全部出している。 
一方、子供は親からの小遣いや仕送りのほかに、アルバイトをして貯めたお金で遊びまくっているのが現実だ。学生時代は親の脛をかじるのが当たり前になっているから、ますます子供は生意気になって「親のために勉強してやっている」という顔をする。これではろくな子供が育たない。 
私は、「子供にかけたお金の額」と「子供の質」とは無関係、あるいは反比例するものだと考えている。 
その例が、私のマッキンゼー時代の同僚たちだ。彼ら自身は、貧しい家庭に育ったり、苦労して勉強してきたハングリーな奴ばかりだった。彼らは努力した分だけ優秀になったのだが、彼らに息子や娘の話を聞くと、みんな一様に口をつぐんでしまう。結局、親が高級取りで、子供にお金をかけ、甘やかしてしまったために、他人に自慢できるように育った例は、ほとんどなかったのである。

親の顔ばかり気にして勉強してる人は多い気がしますね。詳しくは、成功したけりゃとにかく好きなことをやれ!

【大前研一】サラリーマン再起動マニュアル【書評・レビュー】

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