2014年1月13日月曜日

成功したけりゃとにかく好きなことをやれ!

”金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?”を読みました。本著では客観的補足を入れるために西村博之さん、藤沢数希さん、船曳建夫さん、夏野剛さんのコラムが挟まれているのだがそれらを読む中で「面白い」と思ったのがあります。それは、みんな口をそろえて「好きなことをやれ」と言っていることです。ここではその一部を抜粋してみます。

【Q&Aコーナーより】 
Q. 堀江さんの生き方に感銘を受け、人生を変えるべく、起業することを呆然と考えています。しかしビジネスモデルのアイディアなどなく、この状態で起業しても当然ながら失敗するでしょう。何かアドバイスを頂けませんでしょうか。 
A. まずは自分の好きなことをやってみたら?なければ見つかるまでダラダラしてればいいんじゃない?好きなことじゃないと続かないから。それに好きなことなら、周りが努力と思っているようなことも、努力とは感じずに続けられるし。

Q. 突然ですが独立したいです。何か良いアイデアはないでしょうか。 
A. 自分の好きなことや得意分野はないんですか?独立してもやりたいことがなければ意味がないよ?稼いでも使い道がなければ稼ぐ必要もないわけだし。まずは、そこを探すとこから始めてみては?


【西村博之さんの言葉】 
ゲームをやってゴロゴロ暮らすのも、ビジネスで何億円を賭けるのも、「楽しい」がベースになっているなら、どっちを選んでもいいと思います。何を選んでも許される日本で、好きなことをやらないなんて損だと思います。 
努力は別にしなくていいけど、好きなこと、やりたいことを見つけられたら、語学を学ぶとか最低限の工夫は必要だと思いますよ。


【藤沢数希さんの言葉】 
堀江さんは、儲けるためには好きなこと、得意なことをやれと言っていますが、僕もそれは正しいと思いますね。というのも、最近のビジネスは100人の中の1人ぐらいしか儲からない。逆説的ですが、お金のことばかり考えていたら、100人の中の1人になれないんですよ。 
やっぱり本質的なことは「自分が楽しい」「どうしても人に伝えたいものがある」ということだと思うんですね。自分が得意なことで、それをやり続けることが楽しくて、そしてさらにそれで儲けることができたら最高ですね。


【船曳建夫さんの言葉】 
合理的に生きるには、勇気が要ります。つまり好きなことだけして生きるということだから、周りのやっかみや嫉妬を受けやすくなる。それが怖いから、若い人の大半は合理を捨てて、いろんな理不尽を耐えているんでしょう。 
僕からのアドバイスというわけではないですが、合理は大いに結構です。好きなものだけ追い求めて生きてください。豊かで幸せな人生を送りたいなら、好きなことをして、好きなものを学び、いまを積み重ねて生きることです。 
合理的に、好きなことだけやる人生は、無謀ではなく、インフラが整っていく未来にフィットしているんです。どうか怖がらず、いろんなことにチャレンジしてほしいです。

本著には書かれていないが夏野剛さんも次のような名言を残しています。

【夏野剛さんの言葉】 
突き抜けたいのなら好きなことをやる。好きなことや得意なことであれば周りの人からも評価されやすいので、確率的にも食っていける可能性が高くなる。楽しみながら働くことが、一番の成功の近道なんです。

やっぱり、今の大学生って本当に好きなことをやれていないと思うんですよね。なぜなら今の学生が学校に行く理由のほとんどが「親の目を気にして」だと思います。「就職するため」「単位を取るため」など色々あると思いますが、それもこれも結局、親の目を気にしていたり、周りの目を気にして学校にいってると思うんですよね。

人の目を気にするせいで、好きなことをやれないのってもったいないと思いませんか?

【芸術家・岡本太郎さんの言葉】 
何か、これと思ったら、まず、他人の目を気にしないことだ。また、他人の目ばかりでなく、自分の目を気にしないで、委縮せずありのままに生きていけばいい。これは、情熱を賭けられるものが見つからないときも大切だ。つまり、駄目なら駄目人間でいいと思って、駄目なりに自由に、制約を受けないで生きていく。そうすれば、何か、見つけられるチャンスがおのずから開けてくる。一日も早く実行してみるといい。

「自分の目を気にしないで」というのは「怖がらずに、目をつぶって飛び込め」という意味だと思いますね。休学したければ休学すればいいし、辞めたければ辞めればいい。就職もしたくなければしなくて良いと思います。


しかしここで少し戻って注目したいのが、西村博之さんの言葉です。

努力は別にしなくていいけど、好きなこと、やりたいことを見つけられたら、語学を学ぶとか最低限の工夫は必要だと思いますよ

の部分です。


つまり好きなことをやっていても、その道のりの中で辛いこともありますよ。ということだと思います。結局「欲しい」「夢を叶えたい」「手に入れたい」と思ったら「なにがなんでも・・・」という貪欲さが大事なんだと思います。成功者になれたければ、欲しいものには貪欲に。

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