【大前研一さんの言葉】
これまで多くの企業は「Do More Better」でやってきた。従来の延長線上で「今までこの商品は1000個作っていたが、それを2000個に増やしましょう」「従来の歯磨きペーストを改良し、もっと歯の白さと輝きを強調するような商品を開発しましょう」というやり方である。
だが、これは、いってみれば既存のレールの上に普通列車を走らせるか、急行列車を走らせるか、新幹線を走らせるか、という違いにすぎない。レールが通る場所も決まっているし、終点も決まっている。果たして、いま走っているレールのままでよいのか?終点はそこでよいのか?走らせるものは列車でよいのか?といった根本的なところから考え直し、新しい活路、全く新しいブレークスルー(突破口)を見出さなければならない。
そして、それは現状を否定するところから始まる。
つまり日本の企業は、現状を否定することができず、 同じことばかりをやってるということですね。
【大前研一】サラリーマン再起動マニュアル【書評・レビュー】
0 件のコメント:
コメントを投稿