【大前研一さんの言葉】
私は1995年に東京都知事選挙と参議院選挙に挑んだ際、毎朝、東京都内のありとあらゆる駅前で街頭演説を行ったが、自宅を出て郊外の駅に吸い込まれていくサラリーマンは全く活気がなかった。満員電車から降りて都心の駅から吐き出されてきた時には消耗しきっていた。
アメリカのビジネスマンの朝は早い。高速道路は5時ぐらいから混み始め、6時ごろには渋滞が起きる。猛烈社員型エグゼクティブは、7時には会社に来ている。そして9時までにミーティングをいくつもこなしてしまう。
朝は、人生の構成を変える時に重要な意味がある。私にとっては、朝5時から9時までが非常に貴重な時間帯であり、仕事のすべてといっても過言ではない。その日にやるべき仕事は、だいたい9時までに片付いてしまうので昼間は新しいことにチャレンジできる。【大前研一】サラリーマン再起動マニュアル【書評・レビュー】
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