【大前研一さんの言葉】
たとえば「私は釣りが好きなのに在職中は忙しくてほとんどできなかった。だから、退職したら釣りざんみの生活をしたい」と言う人がいる。しかし、釣りなんてものは、普通、3日もやれば嫌になる。会社を辞めてしまえば、「すごいですね」とゴマをすってくれる部下もいないし、釣った魚を食べてくれる人が大勢いるわけでもない。結局、「自分は釣りがそんなに好きだったのかな」と疑問を感じるようになり、興味を失ってしまうケースがほとんどだ。
実際、私はいままで大勢の企業幹部と会ってきたが、「大前さん、私は退職したらこういうことをやりたいんですよ」と言って、その通りの人生を送った人は一人もいない。
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