【大前研一さんの言葉】
いくら原価を下げる努力をしても、販売面において、同じ個数を売っただけでは効果はしれている。利益というものはマージンと個数の積であるから、コストを下げると同時に販売戸数を上げる努力が必要となる。現在の売り上げ個数を100、原価は80とした下の表を見てほしい。
ステップ | 売り上げ個数 × ( 売り上げ - 原価 ) = 粗利益 | 改善幅 |
基本ケース | 100 × ( 100 - 80 ) = 2000 | 0% |
原価の低減(5%) | 100 × ( 100 - 76 ) = 2400 | 20% |
市場・販売改善のみ(10%) | 110 × ( 100 - 80 ) = 2200 | 10% |
原価低減 + 市場改善 | 110 × ( 100 - 76 ) = 3640 | 32 % |
このように、5%原価を減らし、1割ばかり売り上げ個数を増やすだけでも、粗利を32%増やすことができるのだ。
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