2014年1月16日木曜日

原価を下げ販売個数を上げるだけで、利益は32%も増える

【大前研一さんの言葉】 
いくら原価を下げる努力をしても、販売面において、同じ個数を売っただけでは効果はしれている。利益というものはマージンと個数の積であるから、コストを下げると同時に販売戸数を上げる努力が必要となる。現在の売り上げ個数を100、原価は80とした下の表を見てほしい。


ステップ 売り上げ個数 × ( 売り上げ - 原価 ) = 粗利益 改善幅
基本ケース 100 × ( 100 - 80 ) = 2000 0%
原価の低減(5%) 100 × ( 100 - 76 ) = 2400 20%
市場・販売改善のみ(10%) 110 × ( 100 - 80 ) = 2200 10%
原価低減 + 市場改善 110 × ( 100 - 76 ) = 3640 32 %

このように、5%原価を減らし、1割ばかり売り上げ個数を増やすだけでも、粗利を32%増やすことができるのだ。

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