2014年2月9日日曜日

老後から田舎に済むのは現実的にキツイ。

【島田紳助さんの言葉】

老後は田舎でのんびり暮らしたいと夢見る人は多いです。でも実際は年老いたら田舎ではなく都会に住まなくてはいけません。都会に住んで、時々おいしいとこ取りで、田舎に行けばいいのです。

田舎暮らしにはエネルギーが要ります。買い物に行くのだって遠いし、自分でしなくてはいけないことが多すぎます。若いころならそれも楽しい作業かもしれません。でも、老いた体にはかなりの問題です。病院だって遠いし、相方がもし入院や死亡するようなことがあれば、孤独感で狂いそうになりますよ。

ある番組で、定年後に沖縄の島へ渡り、自給自足で暮らすおじいさんを紹介しました。まさに晴耕雨読の生活です。そんな暮らしをしているから、たまに観光客が訪ねてきたりするのですが、そこで「ここでの暮らしはどうですか?」と質問されました。誰もが「最高だ」という答えを予想しました。しかし、おじいさんは深く低いトーンで「言葉で表せないくらし、さみしい時があるね」と言いました。
島田紳助100の言葉【書評・レビュー】

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