数社の取締役を勤める夏野剛さんの著書。タイトルは過激にも「グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業」。夏野さんらしい。
本書の概要は、IT企業というのは、飲食業のように”真似事”だけではうまくいかないということです。インターネットが普及する前までの、”非情報化社会”においては、真似をしたビジネスでもうまくいくこともありました。
しかし、グーグルやヤフー。アマゾンや楽天のように、1つか2つでその市場を寡占してしまうということが起こりうるITの経営の世界では、「あの会社が儲かっているからやってみよう」では儲からない世の中になってしまったわけです。
新聞やテレビとウェブの広告はどういった違いがあるのか?仮想通貨はどのように扱われるべきなのか?ウェブビジネスでうまくやっていくための武器とは?それらを夏野さん流にぶった切った1冊になっています。
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