【島田紳助さんの言葉】
環境のせいにするな
うまくいかないことを、環境のせいにする人は、幸せになれない。
なぜなら、環境を作れない自分に問題があるのだから。こないだ、大阪のタクシー運転手がぼやいてた。小泉純一郎による規制緩和のせいで、タクシーがメチャクチャ増えて、売り上げが上がらないと、小泉純一郎のボケと、愚痴っていました。環境に愚痴る前に、このオッサンは何か努力をしたんだろうか。
しかも愚痴るなら、小泉純一郎ではなく、タクシー運転手になった自分でしょ。自己反省なき者に成長なしです。うまくいかない時、環境や人のせいにするのは簡単ですが、そういう人間は同じことを繰り返します。
自己反省が一番大事。自己反省して、凹んだり悩んだりするのは必要ですが、それは考え悩んで前に進むための自己反省ですから、いつまでも凹んでいたら意味がありません。反省して、原因を知ることが大切なのです。
私に来る手紙の半分が悩み相談です。そのほとんどが、読む私のことなんかまったく考えていない、自分勝手な方々です。返事が欲しいと書いてありますが、返信用の切手や封筒も入っていません。
そういう、相手を思いやる気持ちの少なさが、悩みを抱える原因の一端になっているような気がします。相手の気持ちをわかる人間が優しいとは限りませんが、相手の気持ちがわかる人間の方が、生きていく上で圧倒的に有利であることは間違いないのです。
相手の気持ちをわかる人=相手の気持ちが読める人。
勝負は一目瞭然です。島田紳助100の言葉【書評・レビュー】
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