2014年1月20日月曜日

何が人を幸福にするのか

【ダニエル・ピンクの言葉】 
セリグマンの研究と、満足や幸福というものに注目し始めた他の多くの科学者たちによる研究によって、「何が人を幸福するのか」という秘密が解明され始めたのだ。セリグマンによると、幸福はいくつかの要因が絡まり合ってもたらされる。 
幸福の要因となるものには、満足のいく仕事に従事すること、ネガティブな出来事や気分を避けること、結婚、豊かな社会的ネットワークを築くことなどがある、とセリグマンは言う。 
また、感謝の気持ち、許すこと、楽観主義なども同様に重要だ。 
一方、大して重要でないと思われるのは、お金を得ること、高い教育を受けること、快適な気候の中で暮らすことだという結果が出ている。 
また、「良い人生」はビジネスにとっても良い。「幸福が大きければ大きいほど、生産性が高まり収入も増加する」とセリグマンは書いている。「人が追求せずにはいられない、第三の幸福の形がある。それは意義の追求だ。自分の最も得意とすることを知り、それを自分よりも大きな何かのために活かすことだ」と、セリグマンは述べている。
【ダニエル・ピンク】ハイ・コンセプト【書評・レビュー】

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