2014年1月16日木曜日

日本の学生起業家が生き残るたった一つの方法

日本から輩出される数多の学生起業家。ITの発展により、学生がITで起業するケースも増えています。あえて名前は伏せるが、これらは”ビジネスとして上手くいっていない”サービスが多いんです。”うまくいっていない”というのは、マネタイズもしくは黒字化できていないということです。

やはり、儲かっていない以上、爆発的な発展を遂げるのは難しいでしょうし、投資してもらおうとすれば、投資家を納得させるビジョンやコンセプトが最も重要となります。そわそわしているうちにLINEなどの大企業に潰されるのも時間の問題なわけです。そこで、日本の学生起業家が今後も生き残っていくための言葉をお伝えしたいと思います。

【大前研一さんの言葉】 
社長の「ひらめき」で成功した企業というのは、その名の通り一瞬の輝きを残して消滅してしまうことも多いのだ。だからアメリカにおいて30代で事業を成功させたようなIT経営者たちなどは、事業を成功させたら100億円単位の年俸で有能な経営者を雇う。事業に継続性を持たせるには、データの懸賞などで十分条件を明らかにし、それを具体化することができる人材が必要だからだ。

つまり、「自分はITはできるが、経営はできない」と割りきって、ビジネスのプロを雇いなさいということです。本来、企業というのは、人手が足りないから人を雇うのではなく、分業・役割分担し個性伸ばすために雇うべきです。これはコンピュータの発展により、単純作業の仕事が減ってきた今だからこそ最も大事なポイントになっています。

ちなみにFacebookだってGoogleの女性幹部を雇ってるんですよ。
Facebook、シェリル・サンドバーグCOOを取締役に

誰しも”プライド”があると思う。それは、「自分はなるべく手を動かさず、支持を出す側でいたい」とか「なんとか自分で事業を進めたい」いったものです。しかし、企業の存続のためには必要ありません。そんなつまらないプライドは捨て、自分より優秀な人を雇うことが、日本の学生起業家が生き残るたった一つの方法です。

【シリコンバレーの格言】 
Aクラスの人はAクラスの人と仕事をしたがる。 
Bクラスの人はCクラスの人と仕事をしたがる。

 ぜひ、皆さんにはAクラスになっていただきたいと思います。

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