【ダニエル・ピンクの言葉】
実際、数々の調査結果の積み重ねにより、テレビゲームをすることで、「コンセプトの時代」に不可欠なスキルの多くに磨きがかかることがわかってきた。
たとえば、2003年に『ネイチャー』詩に記載された重要な研究発表では、テレビゲームをするとたくさんの利点を得られることがわかった、と述べられている。
資格認知のテストでは、ゲームをする人のほうが、しない人よりも30%も高い得点を取った。テレビゲームをすることで、周囲の状況の変化を察知する能力や、情報を同時に処理する能力が向上するのだという。
医師でさえ、短い時間ゲームキューブを楽しむことで利益を得られる。ある研究によると、「週に最低3時間はテレビゲームをする医師は、ゲームをしない医師に比べて、腹腔鏡手術でのミスが37%少なく、処理を27%も速く行える」ことがわかった。
また、別の研究では、職場でテレビゲームをすると生産性が向上し、仕事の満足度が高まるとの結果も出ている。また、テレビゲームをするとパターン認識が必要な問題解決能力という「右脳的能力」が向上する、との証拠もある。
そもそも、衣食住がこれだけ充実した世の中で儲かるのは、ゲームなどの暇つぶし産業だけです。つまりクリエイティブになるためには好きなだけゲームをやったほうが良いということですね。
【ダニエル・ピンク】ハイ・コンセプト【書評・レビュー】
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